コウチャンのブログ

気晴らしにいろいろと

アイシンミシン ビギナーパッケージ(SPD15B-GYFCPB)を購入したよ

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初心者でも使いやすく、見た目のデザインもいいものを探していました。金額は3万~4万以内くらいで考えていました。比較検討したミシンは、シンガー自動糸調子電子ミシン 本体 MF-202EXのブラックです。

 

インターネットで見て初心者でも扱いやすいということが強く宣伝されてあったこととお値段も3万円とお手頃だったこと、また従来一般的だったホワイトのミシンではなくブラックのミシンがほしいなと思っていたのでシンガーのミシンのデザインにはかなり魅かれました。けれど、自動糸調子という機能がついていたのでこれがついていることで壊れやすいのではないか?という疑問が出て購入にはいたりませんでした。

もう十年以上ミシンを使っていなかったし、ものすごく機械オンチなので、とにかくすぐに使えるようになるかが心配でした。子どもの入園バッグなどの作るために購入する予定だったので、あまり時間の余裕がなく、長く説明書を読まないと使えないのではないか?とか、使えたとしてもすぐに壊れてしまったらどうしようなどという不安がありました。

アイシンミシン ビギナーパッケージ(フットコントローラー・オリジナル収納バッグ付き:セサミブラック:SPD15B-GYFCPB) を選んだ決め手は、まずは何よりもシンプルで洗練されたデザインであることです。

 

裁縫が楽しくなるようにミシンを出すたびにウキウキするような素敵なデザインのものが欲しかったのです。アイシンミシンはそういう意味で都会的なフォルムでかっこいいです。そして、デザインだけでなく、機能もすごくシンプルで、学生の時に家庭科で習ったミシンの機能だけがついています。いかにわかりやすくするかということを考えられているミシンだと思いました。シンプルなデザインと機能、これが一番の決め手です。

届いた初日に早速使ってみましたが、付属のDVDを見なくても薄い説明書だけで簡単に理解することができました。何よりもわかりやすいと思ったのは、上糸や下糸をかけていく順序や方向、間違いやすいところなどがミシンに小さな絵で直接記載されているところです。しばらく使わなくてちょっと忘れてしまった時にもわざわざ説明書を出さなくてもミシンを見ながらやればすぐに思い出すことができます。本当に上級者が使うような高度で複雑な機能はほとんどついていないので、アイシンミシン ビギナーパッケージ(SPD15B-GYFCPB)は、年に何度か裁縫をする程度にはちょうどいいミシンです。

アイシンミシン ビギナーパッケージ(SPD15B-GYFCPB)を何度か使用して、少し気になった点は重さです。

 

安定感を出すためには多少重さがあった方がいいのはわかるのですが、もう少しコンパクトで軽かったらなぁと思うことがあります。出す時に重いとミシンを使うこと自体が億劫になってしまいます。それから重いだけでなく、ミシンに持ち手がついていないので、両手で抱えて持ち運びをしなければならず、それもまたひとつネックです。簡易的なものでよいので上部に収納式の持ち手がついていたらもっといいのになぁと思っています。

妊娠中のカフェインを避けるべき?その影響は?

妊娠が判明してすぐに気になることは、おなかの中の赤ちゃんにとって大切なことは何か、これから妊婦生活を送るときに気をつけるべきことは何か、と言うことでは無いでしょうか?

 私が妊娠してすぐに気をつけたことは、「カフェイン」を避けることでした。コーヒーはもちろんのこと、紅茶や緑茶、コーラーも避けました。コンビニエンスストアーなどで飲み物を買う際もノンカフェインの飲み物を選んで買うようにしていました。
   

でも、意外と種類が少ないんですよね…ノンカフェイン飲料。そして、チョコレートやココアにもカフェインが含まれているので、飲み物以外でも気をつけるようにしていました。

 ママがカフェインを摂取すると、ママやおなかの赤ちゃんにどんな影響があるのでしょうか?

 ママがカフェインを摂取することにより、胎盤を通じて赤ちゃんに直接カフェインが届いてしまいます。赤ちゃんはまだ体の機能が十分に出来ていないため、赤ちゃんの体の中ではカフェインを分解し排出することが出来ず、そのため赤ちゃんの発育に影響が出てしまいます。

また、カフェインを摂取すると鉄分の吸収が阻害されてしまうので、ただでさえ貧血に気をつけなければいけない妊婦にとって、余計なリスクを背負うことになります。
   

そして、一番怖いのがカフェインを摂取することで流産の危険が高まると言うことです。

でも、コーヒー好きのママが10ヶ月も続く妊娠期間中に1滴もコーヒーを飲まないなんて、ちょっと辛すぎますよね。それに「カフェインを絶対に避けなきゃ!」と言う思いが強すぎて、逆にママのストレスになってしまうことも、赤ちゃんにとっては良くありません。

今は、カフェインレスやノンカフェインのコーヒーや紅茶・ハーブティーなどが売られています。

私が妊娠中は、カフェインをなるべく避けるようにしていましたが、どうしても飲みたくなった時は、カフェインレスのコーヒーや紅茶を飲んでいました。
   

そして、たまにご褒美と称してカフェイン入りのコーヒーを1杯だけ飲んだりしていましたよ。カフェインを避けることに越したことは無いのですが、1日にコーヒー1、2杯程度のカフェインの摂取量なら、問題はないようです。

ただ、何事も多量摂取は体に良くないので、カフェインレスであってもノンカフェインでもあっても飲みすぎには注意しましょう。
   

また、出産後も母乳を通してカフェインが赤ちゃんに届いてしまうので、出産したからといって授乳中は油断しないでくださいね。

だいじょうぶ、仲間だから

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子どもが保育園のときの話です。
   

知的障害のある息子はなかなか就園は難しく、最後の年長のときに受け入れてくれる保育園をやっとみつけて1年間通いました。
   

年長の5.6歳の子どもたちはかなりしっかりしていて、まだ言葉も単語程度しか話すことのできない息子とは全然違っています。
   

最初はいきなりそんな新入りがやってきて戸惑っている様子も見受けられる子どもたちでしたが、1ヶ月もしないうちにあっという間に受け入れお世話係をしてくれる子などもいて、息子はみんなと同じことはできないながらもそれなりに園生活を楽しんでいました。

大分、園に慣れた秋に行われた運動会。
   

息子は選手入場から様々な出し物も、お友達に手を引かれてサポートしてもらいながら頑張っています。
   

年長さんがやる開会の言葉なども、言葉が言えない息子も名前を呼ばれ壇上にあがり、代わりにお隣の子が話してくれたり、本当にクラスの1員として、すべてに参加させてもらいました。

そしてクライマックスのリレーが始まりました。
   

年長さんは園では最後の運動会なのでリレーにはかなり力が入っています。
   

しかし息子は競争することの意味がわからないので、本気で走ることはしません。
   

私はどうなることかとハラハラして見ていると、やはり走りながらも途中で座り込んでしまったり、キョロキョロよそ見をしています。
   

次の子にバトンを渡すころにはもう他のチームはゴールしてしまうような有様でした。

それでも次の男の子は辛抱強く息子の名前を呼びながら待ち、やっとバトンを渡されると、泣きながらひとりでゴールまで走りました。
   

息子のチームの年長さんは号泣しています。

私は泣いている子ども達にもカメラと抱えている親御さんたちにも「悪かったな~」と思い、競技が終わってから謝りにいきました。
   

「ごめんね。○○(息子)がゆっくりだから負けちゃって。最後の運動会だったのに本当にごめんね。」


と言うと、まだ涙の痕が残る顔をあげてニッコリ笑い
   

「だいじょうぶ。仲間だから!」
   

と言ってくれたのです。
   

私はジーンとして、胸が熱くなりました。
   

今までにこんなに素直で温かい言葉を聞いたことがありません。
   

そしてその子のパパも、その場に居合わせて「うんうん」と笑顔でうなずいていました。

その子は閉会式でも息子の手をしっかりと握り、息子になにやら笑顔で話しかけながら退場門をくぐり、そんな2人には盛大な拍手が贈られました。

保育園を卒園した今でも、すぐ近所に住むその男の子は会うと必ず声をかけてくれます。
   

「○○くん、おはよう」

「○○くん、いってらっしゃい」と。
   

息子からの返事がなくても、変わらず声をかけ続けてくれることに感謝です。
   

その言葉はきっと息子の心に響いているばすです。

息子の習い事の態度が原因か

私はそれまでママ友トラブルは一度も起こすことなく過ごしてきました。相手がどう思っているのかは知りませんが、露骨に私を避 けたり悪口を言ったりするママ友はいませんでしたし、私も他人に対してそんな態度をとったこともありません。ママ友を毛嫌いする程深い付き合いをしてこな かったのもあります。ただ人間なので、合わないと思うママ友はやはりいたりはしますが…。

息子が2年生になってから、あるスポーツ少年団に入部することになりました。スポ少は親の出る幕も多く、それは覚悟の上でした。息子は最初から、絶対やり たい!という意識が低かったのも事実ですが、2年生のうちに入部すれば、週1回半日程度の参加でもいいと言われていたこともあり、私の意向で入れさせてし まいました。

 

夫は反対していました。他にもスポーツの習い事をしているので、そちらに力を入れて欲しいと考えていた為です。

そのスポ少では同じ学年で息子より早く入部している同級生が他に数人いました。
その内の一人とは、息子が赤ちゃんの頃からのママ友で、幼稚園は違いましたが近所に住んでいてプライベートでも遊んだりする仲でした。

 

そして小学校で一緒になったこともあり、また付き合いが増えていました。

 

そのママ友は、深く付き合っていくうちに何となく合わないと感じることが増えていたのは事実です。それでもうまくやっていたと思います。

 

ところが、息子がスポ少に入部してからというもの、息子とは普段は友達だけど練習中は友達じゃない、チームメイトだと自分の子に教え込んでいると言いました。

 

私は、その考えは間違ってはないかも知れないけど、まだ入ったばかりだし、友達がいた方がなじみ安いだろうという気持ちもあったので、少し寂しい気持ちになりました。
でもそのことは伝えてはいません。

 

とにかくパワフルで熱心な人です。自分の子供のことをよく見ています。その子も少しおかしな行動をとることが多いので、きっと心配なのだと思います。

 

入部して1年はスポ少のお茶当番もまだやらなくていいとされていて、私もそのママ友もお茶当番はしていないのですが、その人は毎回見学に行っています。

 

私は次男が小さく目が離せないし夫も休日出勤が多い為、息子の送り迎えはしますがそこまで頻繁に見学には行きませんでした。

 

ですがお茶当番以外の仕事は振られたらきちんとこなしていました。

 

しかし当の息子のやる気がイマイチ上がらず、コーチのいうことが聞けないことも多々あり、しばしばママ友から報告を受けていました。

 

あまりにも悪いことばかり言われるので、一度言い返したことがありました。でも私も実際は見ていないから断言はできなかったのですが、息子の悪口ばかり言われて腹が立ったのは事実です。

それから程なくして、立て続けにスポ少の試合やイベントがあり、私が出向く機会が重なったとき、何となく様子がおかしいのです。

 

そのママ友から明らかな無視がありました。最初は状況が把握できず、何かの間違いかとも思ったのですが、何度か続いたのでもう私もひとりでぽつんといるしかできませんでした。

 

「チームメイトの悪口は言わない。仲良くする」と声高に言っていた当の本人がそんなことをするなんて夢にも思いませんでした。

 

どれだけ熱心なのかは知りませんが、みんながみんなそれほどまでに熱心でいなければならないなんて、入部の際コーチから言われたこともありません。

 

「ゆるく、親子で楽しみながらスポーツをするチームです。」とコーチには言われて安心して入ったのに…。

 

最初は原因が特定できず、本人に直接聞こうかとも思ったのですが、やはりそんな勇気はありませんでした。

 

正直私もその人のことがそこまで好きではありません。しかし6年生の退団のときまで付き合っていかなければならない存在なのにいがみ合うことは本意ではありません。
そこで、同学年の他のママに相談することにしました。そのママが言うには、私があまり練習に顔を出さないのが気に入らないのではないかということでした。

 

真面目に素直に練習していればよかったのかもしれませんが、息子は問題児扱いだったようで…。

 

そしてその頃から私の様子を察知した別の人からも声をかけられることも増え、私ももう少し見学に行く回数を増やすことで何となく当のママ友との関係も元に戻りつつあります。

 

周りを巻き込んでしまって申し訳なかったのですが、結果回避することができたと思います。

 

言われっぱなしは嫌なので、きちんと自分の目で見て確認した上で反論があれば、やわらかく伝えていこうと思っています。

 

同室のママとのトラブル

私が人生で一番イヤな思いをしたのは、第二子を出産した直後のこと。同室のママとのちょっとしたトラブルでした。
   

彼女は私より後に入院してきて、最初に少しだけ話をしました。
   

看護師で、お医者さんと結婚したようでした。
   

「産むって、やっぱり思ってたのと違いました」とおとなしく話していて、その時は普通の人だと思っていたのですが…。

私は、赤ちゃんが逆子だったので、あらかじめ帝王切開と決まっていました。
   

出産自体は順調で、部分麻酔での手術中、看護師さんたちが関係ない話をしていてびっくりしたくらいでした。
   

しかし、お腹を切ったことは事実なので、麻酔が切れると傷がズキズキと痛み出しました。発熱もありました。
   

赤ちゃんの授乳も容赦なく始まります。
   

その日の夜は少しでも睡眠をとりたいのが当然です。
   

ところが、消灯時間の11時を回っても隣のベッドの人がテレビをつけていて眠るどころではありません。
   

ちなみに、その病院は時間にかかわらず、テレビはイヤホンをつけて視聴するルールでした。
   

小さなテレビがベッドごとにあって、プリペイドカードを挿入して使う形です。イヤホンも売店で購入しなければなりませんでした。
   

隣のベッドの人は有料なのが気に入らなかったのか、イヤホンを使わずに見ていたのです。
   

テレビの位置は、見る人から距離が必要なため、隣のベッド寄り。つまり、彼女が見ているテレビは私の方がむしろ近くになるのでした。
   

「あのー、すみません。消灯時間過ぎましたよね。テレビはイヤホンを使って頂けませんか?」とカーテン越しにお願いしてみると、「…音を小さくしてもダメですか?」と不満そうな声。
   

「手術後で気が高ぶっているのか、眠れないのでお願いします」と下手に出ましたが、無視。
   

ろくに眠れないまま朝になりました。

起床時間になり、「おはようございます」と声をかけると、挨拶がありません。
   

聞こえなかったのかな?と首をかしげましたが、彼女は荒々しく音を立てて洗面を始めました。
   

使い終わったようなので、「失礼します」と声をかけて一つしかない洗面台を使いましたが、洗面台が彼女側にあるので姿を見られることになり、やりにくいったらありません。

 

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昼間になり、隣のベッドに動きがありました。お母さんがお見舞いに来たのです。
   

そこで、耳を疑う声が聞こえてきました。
   

「こいつ、うるさくてムカつくんだよ。でも、あたしは絶対部屋変わらない!」
   

私のことでした。自分がルールを守らないのに。
   

お母さんの声は聞こえませんでしたが、口汚い娘をどう思ったのやら。
   

夜には旦那さんが来ました。ところが旦那さんには一切そんな話はしないどころか、小さな声で、なんとですます調で話すのです。
   

身内相手なのに表裏のすごさにびっくりしてしまいました。

 その後も嫌がらせのように何かと音を立て、一切言葉を発さずに数日を過ごし、彼女は先に退院していきました。
   

カーテン越しに彼女の悪意が渦巻いているようで、新生児室の我が子に何かされたらどうしようとさえ思いました。
   

知らない人でも「話せばわかる」まして同じママなら、という私の思い込みが音を立てて崩れ、ちょっとしたことですが傷ついた経験でした。
   

親友に話すと、のんびりした調子で「それは大変だったね?。人って字は、人が支えあってるとかいうけど、私の彼に言わせれば人が争ってる形だってさ。だからしょうがないんじゃない?」
   

この言葉は、私を癒してくれました。
   

多分、一緒になって憤慨してくれるよりもずっと。

 あの人はどんなママになっているのでしょうか。お子さんも、旦那さんも。

余りにも周囲がうるさ過ぎて、子供が嫌いになりそうになった事が有ります

私は主人と子供と3人で暮らしていますが、私の場合は国際結婚という事も有って外国に住んでいます。

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子供が生まれてから直ぐに主人の家族が私の子育て方法について口出しをし始めました。主人の住むフランスでは全く日本とは違って、子供が生まれて半年もすればベビーシッターに預けてお母さんは仕事をし始めて当たり前、な感じでした。それだけでは無くて、日本から育児本を何冊も買って色々と勉強をしながら日本風に育てようと思って頑張っていた私に、なぜ主人の実家に子供を連れて来ないのか等と毎日電話で言われて、本当に嫌になりました。子供が生まれて本当は喜んでもらえるのが本当なのに、主人の家族は、私の子育てにおいて文句ばかり、それだけでは無くて、主人が仕事で家に私と子供だけ居る時に、家にまで押しかけて来て、色々と私の文句を言って帰って行ったりしていました。なので、必死で一人で子育てを頑張っていた私にとって、何だか子供が生まれて嬉しいはずなのに、子供が生まれた事で物凄く生活が苦しくなった気がしました。フランスの保育士さんからも、離乳食はフランス人と同じようにしてくれと言われて、日本の離乳食本をいくつか持っていても、全く使えませんでした。

 

主人は育児を手伝ってくれるどころか、赤ちゃんのうちはもちろん言葉が話せないために、その事で、赤ちゃんはつまらない、と私に言って来て、友達に会って来るから等と言い始め、いつも育児の手伝いをしてくれませんでした。なので、私も子供が1歳になった頃、日本に子供を連れて私と2人だけで里帰りをしました。日本に住む私の実の親なら私の気持ちが分かってくれると思っていたのですが、日本に帰ったら、離乳食についても、「何でこんな食べ物をあげているんだ、もうあれもこれも食べられるはずだ。」等と色々と文句が出て来て、日本でもフランスの離乳食について色々と口出しをされて、せっかく日本に帰って来たのに、こっちでも色々と言われるなんて思ってもみなかった、と思いました。子供が言う事を聞かなかったりして私が起こっていると、私はいつも一人で家事も育児もしていたのでたまには実家でゆっくり出来ると思っていいたのですが、実家でも誰一人助けてくれる人は居なくて、結局、「どうしてこうするの?」「どうしてそんな事ばかりするの、子供が可愛そうでしょ、そんなに怒ったら」と、私の両親からも色々と文句を言われて、子供のした事で悪い事、良い事をただ教えようとしていただけでもいつもちょっと私のする事を見聞きしては直ぐに私を怒鳴りつけていました。

 

なので、子供の顔を見ていると、何だか必死で頑張っている自分の存在そのものが否定されているような感覚になってしまって、大好きで仕方が無い子供の事が嫌いになりそうな時が有りました。私もしつけに関しては色々としっかりとしないと、と思っていた分、その分厳しくなっていた事は事実ですが、それでも両親ならちゃんと子供に教えてあげないといけないと思ってくれると思っていたのに、全くでした。

 

子供が嫌いなのでは無くて、子供といつも2人で接していた事から、子供の事ばかりに夢中になり過ぎていたのかもしれません。周囲からの目、周囲からの意見等色々と私に向けての批判が私にはいつの間にかストレスになってしまっていて、大好きだった子供を見ると、また今日も面倒を見ないといけない。といつの間にか思うようになっていました。

 

本当に、思ってはいけない事なのですが、誰からの理解も無かった私は、そういった時期が有りました。だからと言って、本当に子供が嫌いになった事は有りません。本当は大好きで大好きで、とても子供の事を愛しています。ただ、誰かにたまには育児を一人で良く頑張っているね、と言って欲しかっただけだと思います。

娘を産み、それからがとても大変でした

3ヶ月早く早産で娘を出産した直後、子宮筋腫が見つかりそのまま手術となりました。手術は無事成功しましたが出産と術後の疲れや感染で高熱を出し、1週間ベッドから起き上がる事は出来ませんでした。

 

更に風邪も引いてしまい、咳やくしゃみをする度に傷口に激痛が走り、折角生んだ娘の姿を見る事が出来たのは、3週間も経ってからでした。高熱と風邪が治り、傷も治りかけた頃に虫歯が痛むという災難続きでした。


退院し自宅に帰ってからも体力が戻らず貧血気味でフラフラしていました。

 

元々体が弱いので出産や出産後は覚悟していましたが、まさかこんなに大変な事になるとは思わず先行きがとても不安だったのを覚えています。母乳がなかなか出なかったのも苦しかったです。

 

娘には母乳で育てたかったのにミルクが出やすくなると言われるマッサージをしても、食生活を変えても雀の涙程の母乳しか出ず、粉ミルクに頼るしかありませんでした。眩暈や耳鳴り、頭痛、酷い肩こり、便秘、不眠に悩まされる様になり娘を抱く事すらままならず両親にばかり頼っていました。

 

実家が近いのが有難かったですが、主人は殆ど毎日世話をしに来る両親に少々嫌がっているようでした。

 

子供を産んでそんなに体調が悪くなるのかと遠回しに責められたりしました。毎日何かしらの不調で家事や子育てが出来ない私にイラついていました。

 

私は私で娘の泣き声すら癇に障って、一緒に居たくない、どうしてこの子は元気で私は毎日辛いのだろうと恨めしい気持ちが次第に強くなっていきました。顔も見たくないと1日見なかった事もあります。


さすがにこれではいけないと病院に行き、なぜこうなのかと説明を求めても元からの体質もあるので、ストレスを溜めずリラックスして下さいと言われるばかりでした。産後鬱だと解ったのはだいぶ後からでした。当時は産後鬱という言葉はありませんでしたから、誰も気付かなかったのだと思います。心療内科でカウンセリングを受け、だいぶ気持ちが落ち着いていきました。

 

主人にも私の病状を理解して貰い、それからは主人が出来る範囲で子守をしてくれるようになりました。少しずつ症状が治まり、人並に子育てが出来るようになったのは娘が1歳を過ぎてからでした。