コウチャンのブログ

気晴らしにいろいろと

娘を産み、それからがとても大変でした

3ヶ月早く早産で娘を出産した直後、子宮筋腫が見つかりそのまま手術となりました。手術は無事成功しましたが出産と術後の疲れや感染で高熱を出し、1週間ベッドから起き上がる事は出来ませんでした。

 

更に風邪も引いてしまい、咳やくしゃみをする度に傷口に激痛が走り、折角生んだ娘の姿を見る事が出来たのは、3週間も経ってからでした。高熱と風邪が治り、傷も治りかけた頃に虫歯が痛むという災難続きでした。


退院し自宅に帰ってからも体力が戻らず貧血気味でフラフラしていました。

 

元々体が弱いので出産や出産後は覚悟していましたが、まさかこんなに大変な事になるとは思わず先行きがとても不安だったのを覚えています。母乳がなかなか出なかったのも苦しかったです。

 

娘には母乳で育てたかったのにミルクが出やすくなると言われるマッサージをしても、食生活を変えても雀の涙程の母乳しか出ず、粉ミルクに頼るしかありませんでした。眩暈や耳鳴り、頭痛、酷い肩こり、便秘、不眠に悩まされる様になり娘を抱く事すらままならず両親にばかり頼っていました。

 

実家が近いのが有難かったですが、主人は殆ど毎日世話をしに来る両親に少々嫌がっているようでした。

 

子供を産んでそんなに体調が悪くなるのかと遠回しに責められたりしました。毎日何かしらの不調で家事や子育てが出来ない私にイラついていました。

 

私は私で娘の泣き声すら癇に障って、一緒に居たくない、どうしてこの子は元気で私は毎日辛いのだろうと恨めしい気持ちが次第に強くなっていきました。顔も見たくないと1日見なかった事もあります。


さすがにこれではいけないと病院に行き、なぜこうなのかと説明を求めても元からの体質もあるので、ストレスを溜めずリラックスして下さいと言われるばかりでした。産後鬱だと解ったのはだいぶ後からでした。当時は産後鬱という言葉はありませんでしたから、誰も気付かなかったのだと思います。心療内科でカウンセリングを受け、だいぶ気持ちが落ち着いていきました。

 

主人にも私の病状を理解して貰い、それからは主人が出来る範囲で子守をしてくれるようになりました。少しずつ症状が治まり、人並に子育てが出来るようになったのは娘が1歳を過ぎてからでした。