コウチャンのブログ

気晴らしにいろいろと

余りにも周囲がうるさ過ぎて、子供が嫌いになりそうになった事が有ります

私は主人と子供と3人で暮らしていますが、私の場合は国際結婚という事も有って外国に住んでいます。

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子供が生まれてから直ぐに主人の家族が私の子育て方法について口出しをし始めました。主人の住むフランスでは全く日本とは違って、子供が生まれて半年もすればベビーシッターに預けてお母さんは仕事をし始めて当たり前、な感じでした。それだけでは無くて、日本から育児本を何冊も買って色々と勉強をしながら日本風に育てようと思って頑張っていた私に、なぜ主人の実家に子供を連れて来ないのか等と毎日電話で言われて、本当に嫌になりました。子供が生まれて本当は喜んでもらえるのが本当なのに、主人の家族は、私の子育てにおいて文句ばかり、それだけでは無くて、主人が仕事で家に私と子供だけ居る時に、家にまで押しかけて来て、色々と私の文句を言って帰って行ったりしていました。なので、必死で一人で子育てを頑張っていた私にとって、何だか子供が生まれて嬉しいはずなのに、子供が生まれた事で物凄く生活が苦しくなった気がしました。フランスの保育士さんからも、離乳食はフランス人と同じようにしてくれと言われて、日本の離乳食本をいくつか持っていても、全く使えませんでした。

 

主人は育児を手伝ってくれるどころか、赤ちゃんのうちはもちろん言葉が話せないために、その事で、赤ちゃんはつまらない、と私に言って来て、友達に会って来るから等と言い始め、いつも育児の手伝いをしてくれませんでした。なので、私も子供が1歳になった頃、日本に子供を連れて私と2人だけで里帰りをしました。日本に住む私の実の親なら私の気持ちが分かってくれると思っていたのですが、日本に帰ったら、離乳食についても、「何でこんな食べ物をあげているんだ、もうあれもこれも食べられるはずだ。」等と色々と文句が出て来て、日本でもフランスの離乳食について色々と口出しをされて、せっかく日本に帰って来たのに、こっちでも色々と言われるなんて思ってもみなかった、と思いました。子供が言う事を聞かなかったりして私が起こっていると、私はいつも一人で家事も育児もしていたのでたまには実家でゆっくり出来ると思っていいたのですが、実家でも誰一人助けてくれる人は居なくて、結局、「どうしてこうするの?」「どうしてそんな事ばかりするの、子供が可愛そうでしょ、そんなに怒ったら」と、私の両親からも色々と文句を言われて、子供のした事で悪い事、良い事をただ教えようとしていただけでもいつもちょっと私のする事を見聞きしては直ぐに私を怒鳴りつけていました。

 

なので、子供の顔を見ていると、何だか必死で頑張っている自分の存在そのものが否定されているような感覚になってしまって、大好きで仕方が無い子供の事が嫌いになりそうな時が有りました。私もしつけに関しては色々としっかりとしないと、と思っていた分、その分厳しくなっていた事は事実ですが、それでも両親ならちゃんと子供に教えてあげないといけないと思ってくれると思っていたのに、全くでした。

 

子供が嫌いなのでは無くて、子供といつも2人で接していた事から、子供の事ばかりに夢中になり過ぎていたのかもしれません。周囲からの目、周囲からの意見等色々と私に向けての批判が私にはいつの間にかストレスになってしまっていて、大好きだった子供を見ると、また今日も面倒を見ないといけない。といつの間にか思うようになっていました。

 

本当に、思ってはいけない事なのですが、誰からの理解も無かった私は、そういった時期が有りました。だからと言って、本当に子供が嫌いになった事は有りません。本当は大好きで大好きで、とても子供の事を愛しています。ただ、誰かにたまには育児を一人で良く頑張っているね、と言って欲しかっただけだと思います。